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ニュースフラッシュ

K 2013:世界のトップ企業3000社が集結

2013.05.20

n_20130520_04.jpg 3年に1回の開催となる世界最大のプラスチック・ゴム産業展「K 2013」が2013年10月16日〜23日の8日間、ドイツのメッセ・デュセルドルフで"K makes the difference"をスローガンに掲げて開催される。大まかにはプラスチック・ゴム産業用機械設備と原材料、補助材、半製品、産業用部品、強化プラスチック製品といった分野で、約3000社の出展規模を誇る。
 世界60ヵ国からの展示は、非常にバラエティに富んだ内容であり、製品や技術、サービスなどプラスチック・ゴム産業の全体像を概観できるとともに、イノベーションにも直結している。いうまでもなくドイツやイタリア、オーストリア、スイス、フランスなど欧州の出展企業が多い。
 だが、グローバル経済のトレンドを色濃く反映し、アジアからの出展企業が確実に増えつつある。特に中国を筆頭に台湾やインド、日本、韓国などの展示面積は実質前回と比較して30%近くも伸びている。日本からの出展社は今回22社で、展示面積では前回に比べて15%増である。
 前回開催から始まった"日本パビリオン"などは好評で、今回も14号館に設置される予定である。また"モビリティ"といった視点で、特別ショー「Plastics move the world」を設置する。自動車や飛行機、船などの軽量構造からパーソナルモビリティやライフスタイルの変化といった複合的なテーマで取り上げるものである。
 また会期中には、メッセ・デュセルドルフ・ジャパンが「ジャパンパビリオン」の設置・運営をはじめ、展示会場の巡回ツアーやセミナー、レセプションなどの"ジャパンデー"を開催(2013年10月21日予定)する。あわせて、来場者向けセミナー「Technology from Japan」として、日本のモノづくり技術や製品を来場者やプレスに対して発表するものである。
 すでにWeb(www.k-online.de)上では「K 2013」はスタートしており、前回開催でのサイトへのアクセスは1100万回を超えたようである。バーチャルフェアカタログと呼べるサイトでは2013年1〜2月で、はや11万回のアクセスをみているという。
オンラインで購入できる"eチケット"は1日券で49ユーロと、現地窓口での購入(65ユーロ)に比べ25%ほどの割安となっている(3日券ではオンラインで108ユーロ、窓口で135ユーロ)。会期中は、その"eチケット"でデュセルドルフ駅から会場への往復と、その周辺の公共交通機関が無料で利用できる。
 「今回初めて、大学や研究機関との共同で「サイエンス・キャンパス」をテーマにしたブースとプレゼンテーションを企画しています。集約した展示内容とともに"研究と経済の対話"としてコミュニケションやデスカッションフォーラムを開催します。また『bioplastics Magazine』誌との共催で知識を深めるイベントとして、会期中の2013年10月17〜19日の3日間、毎朝8〜12時に"Bioplastics Business Breakfasts"として最新情報や意見交換を行います」と、本社「K 2013」運営統括部長のペトラ・クルマン女史は語った。

(※)詳細はhttp://k.messe-dus.co.jpまで。