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ニュースフラッシュ

月桂冠:飲み応えの低アルコール酒

2013.08.28

n_20130829_02.jpg 月桂冠は、低アルコール(10度)の日本酒「米と麹 純米酒」(1.8L、900ml、参考小売価格1,310円、665円)を、2013年9月9日から全国で新発売する。一般的な日本酒(アルコール度数が13〜15度が中心)に比べて低くした純米酒である。
 アルコール度数を低めながらも風味のバランスが崩れないよう、米麹の使用比率を通常よりも高めることと、専用酵母の開発で米の旨みを引き出し、飲み応えある濃醇な味わいに仕上げている。特に60〜70歳代の人は、年齢を重ねるごとにアルコール度数の低い日本酒を求められる割合が高くなってくる。
 一方、30歳代の人たちからも、アルコール度数が低めの日本酒に対する評価が高いことが分かっている。そのため、米・米こうじ・水を原料に製造される「純米酒」に対して高く評価され、日本酒らしい米の旨みやコクを楽しみたいという傾向がある。
 パッケージでは、正面と背面の中央に商品名「米と麹」のロゴを、稲穂のイラストで囲むように配し、左下には「ちょっと低めのアルコール10度」と落款風のデザインで表記することで商品の特徴を表現している。地模様には、唐紙の老舗「唐長」(からちょう)が所蔵する唐紙の板木から、「変り観世水」(かわりかんぜすい)の意匠を用い、京都・伏見の豊かな地下水を表現する。