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ニュースフラッシュ

凸版印刷:ハナマルキと新ラベル企画開発

2013.09.02

n_20130902_01.jpg 凸版印刷、ハナマルキが2013年9月中旬から販売する「液体塩こうじ」(500ml、参考価格400円)ラベルを共同で企画開発した。ぺらっとめくると裏面にレシピが展開する、従来の約3倍の情報を掲載できるラベルである。はがしたラベルは切り取って保管できる。
 同社が従来培ったラベル製造技術を、独自の複合技術で組み合わせることで開発したものである。胴ラベルを2重にし、その表層ラベルに易はく離性を持たせることで、表層ラベルの両面と内層ラベルの表面に情報を掲載できる。これにより、従来の単層ラベルの場合と比較して、約3倍の情報掲載が可能だ。
 表示面積が大きく折り目もないため、読みやすくより自由な表現が可能になる。ハナマルキは、この多層構造ラベルを応用し、表層ラベルの中面と内層ラベルの表面に商品を使った献立レシピを掲載する企画を立案したものである。"ぺらっとめくると裏面にレシピ!"として、「液体塩こうじ」のラベルとして展開する。
 「えび入り塩こうじチャーハン」「鶏のから揚げ」「野菜の浅漬け」「塩こうじ鍋」「塩こうじおでん」と、液体塩こうじを使った人気のレシピ5品をラベルに掲載している。複数のレシピを商品ボトルのラベル自体に掲載し、調味料としての使い方を認知や、液体塩こうじを多くの顧客に楽しんでもらう狙いだ。
 同社では今後、食品や医薬品業界を中心にパッケージやラベルへの情報掲載が多い企業に向け、積極的に拡販を行う意向である。内層ラベルにシリアルナンバーやQRコードなど可変情報を印字することで、販促ツールとしての展開も検討していく考えだ。