明治HD:中国で牛乳とヨーグルトの販売開始
2013.11.18
明治は、中国での事業子会社である「明治乳業(蘇州)有限公司」が、市販向けチルド牛乳およびヨーグルトの生産を開始し、同じく100%出資会社「明治乳業貿易(上海)有限公司」を通じ、華東エリアで2013年12月1日から順次販売を開始する。3年後の2016年度には年間売上高20億円を目指す。
同グループは現在、2012年度から2014年度までのグループ中期経営計画「TAKE OFF 14」に従い、重点テーマ「収益性向上と飛躍に向けた戦略投資」に基づいた積極的な事業展開を推進している。海外事業では、中国とアジア、米国を3大重点エリアと位置づけ、事業の育成を図っている。
近年、中国の牛乳・ヨーグルト市場は、ライフスタイルや嗜好の変化、健康志向の高まりなどを背景に伸長している。品質や風味などへのニーズも多様化しており、同社では国内で培った製造技術やノウハウを生かし、高品質かつ安全でおいしいチルド牛乳やヨーグルトを販売すべく、2011年に独資で「明治乳業(蘇州)有限公司」を設立し、鋭意準備を進めてきたものだ。
今回販売する商品は良質な生乳を使用し、すっきりとした風味に仕立てたチルド牛乳3品「明治醇壹鮮牛乳950ml/450ml/200ml」(12月1日発売)と、ブルガリア由来の乳酸菌を使用した爽やかな酸味のヨーグルト3品「明治ブルガリアヨーグルト加糖100g/100g×4」(12月1日発売)、「明治ブルガリアヨーグルトプレーン400g」(12月8日発売)の計6品である。