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ニュースフラッシュ

森永乳業:牛乳パック入りチルド配送宅配専用米

2013.11.01

n_20131101_01.jpg 森永乳業は、特別栽培米を天日干した宅配専用米「郷うらら」(900g、希望小売価格543円・税別)を、2013年11月7日から沖縄を除く全国でリニューアル発売する。チルド配送により鮮度を保った米をおいしく食べれるよう容量も900g(6合)と、2人暮らしで1週間程度で食べ切れるサイズである。
 近年の宅配市場は、健康志向の高まりや進展する高齢化、買い物が困難な方や兼業主婦の増加などの変遷とともに注目されている。同社の宅配では、ビフィズス菌BB536などを配合した付加価値の高いミルクやヨーグルト、長期保存可能な豆腐の他に、牛乳パック入りでチルド配送する宅配専用米「郷うらら」など100種類以上の商品を販売している。
 「郷うらら」は2012年1月に発売したもので、秋田県湯沢産のあきたこまちを完全受注精米で、牛乳などに使用される紙パック容器に詰めてチルド配送している。紙パックに詰めることで冷蔵保管しやすい、遮光性により劣化しにくい、容器が丈夫なため害虫が侵入しにくいなどの特長がある。
 リニューアルでは産地と品種を変えずに、"特別栽培米"を採用し、"天日干し"した米に変更したもの。通常の稲作農家では、乾燥機にて短時間で乾燥させることが多が、手間ひまかけた天日干しではゆっくりと時間をかけて乾燥させるため、茎葉の養分や水分を米がじっくりと吸収し、甘くおいしくなる。
 
(※)農林水産省のガイドラインに沿って、農薬や化学肥料の両方を50%以上カットして栽培された米。