福光屋:米醗酵技術のスイーツ
2013.11.15
福光屋は、純米酒粕を使用した「甘酒キャラメル」(80g、参考小売価格360円・税抜)と 純米酒を使用した「酒かすていら」(40g、参考小売価格180円・税抜)を、2013年11月10日から新発売している。原料と伝統技術にこだわった酒蔵ならではのスイーツである。「醗酵生活」「醗酵美」をコンセプトに展開する直営4店舗とオンラインショップから投入し、歳暮や年末年始のギフトとして販売する。
同社は、1625年創業の金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵で、1960年から取り組む契約栽培米と、霊峰白山の麓から100年の歳月をかけて辿り着く清冽な仕込み水、先端の裏づけを得ながら進化し続ける蔵人たちの技により2001年に純米蔵を実現する。
現在は長年培ってきた米醗酵技術を生かし、食品や基礎化粧品の開発にも取り組んでいる。ここ数年は醗酵食品が見直され、糀甘酒や酒粕などが好調な売れ行きをみせている。
「甘酒キャラメル」は、伝統の技で丹念に仕込んだ香り豊かな純米酒粕を練り込み、やさしい甘みに仕上げたソフトキャンディである。甘酒は栄養の宝庫で、日本では古くから暑気払いや滋養強壮のために飲まれて来た。また「酒かすていら」は、風味豊かな純米酒(アルコール約3%含有)をブレンドしたシロップに、きめ細かくしっとりと焼き上げた生地を浸した大人のカステイラである。