明治:プロバイオヨーグルトの生産能力増強
2013.11.18
明治は、約27億円の投資額でプロバイオティクスヨーグルトドリンクタイプの生産能力を増強する。現行生産拠点の守谷工場及び京都工場に主力のドリンクタイプの生産ライン(小型PETライン)をそれぞれ1ライン増設し、2013年12月から順次稼働する。設備増強で生産能力は、2014年1月末時点で現行能力の1.3倍となる予定である。
同グループは現在、2012−2014年度グループ中期経営計画「TAKE OFF 14」に従って3つの基本方針「既存事業の強化・拡大」「成長事業の育成」「収益性の向上」に基づいた事業展開を進めている。
特に「明治プロビオヨーグルトLG21」「明治ヨーグルトR-1」を擁すプロバイオティクスヨーグルト群は、今後も売上の伸長が期待できる分野として積極的な投資と事業の拡大を推進している。2012年度は、乳酸菌の持つ価値が広く認知されたこともあり、プロバイオティクスヨーグルト群の売上高は前年度を5割以上の570億円となった。
これは、中期経営計画最終年度(14年度)売上高目標480億円を大きく上回る水準で、さらに2013年度も好調に推移していることから、年間売上高は2012年度を大きく更新する見通である。同社では、これからもプロバイオティクスヨーグルトの生産体制を強化し、事業の拡大を図っていく考えである。