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ニュースフラッシュ

盛田:密封ボトル入りさしみしょう油

2014.02.04

n_20140204_01.jpg 盛田は、密封ボトルを用いた「マルキン さしみしょうゆ」(200ml、希望小売価格263円・税込)と「マルキン 特選丸大豆しょうゆ」(200ml、希望小売価格231円・税込)を、2014年2月3日から発売した。発売以来40年以上にわたって地元・西日本を中心に広く利用されている同社の主力ブランドで、刺身や寿司によく合う濃厚な味わいが特長である。
 盛田小豆島工場では2013年からさいしこみしょう油の生産を開始し、業務用として販売してきた。深みのある味わい・色・香りと濃厚な旨みを家庭でも楽しめるよう、ラインアップに新商品を追加するものだ。
 外食産業をはじめとする業務店との取引を通じた市場調査の結果、消費者の嗜好が甘口に移行している点に着目し、従来品に比べ甘みを強調した味わいに仕上げている。また卵かけごはん用しょう油に代表される用途別しょう油など、しょう油に対するニーズの多様化・細分化も近年の大きな傾向である。
 密封ボトルは新鮮な風味を長持ちさせ、利便性も高いことから消費者に広く支持され、市場が拡大している。主に卓上で使用されることを考慮し、一滴ずつ注げる密封ボトルを採用したものだ。
 「さしみしょうゆ」は、2度の仕込み熟成によって大豆と小麦の旨みを存分に引き出し、深みのある味わい・色・香りを持つ「さいしこみしょうゆ」をベースに、みりん、砂糖で甘みを加え、旨味調味料で一層味に深みを持たせ、濃厚感があり、刺身や寿司に良く合うものである。
「特選丸大豆しょうゆ」は、厳選された丸大豆を原料にじっくりと熟成させ、深い色とコク、ほのかな甘みがある特選クラスのこいくちしょう油である。脱脂加工大豆を使用した一般の濃口しょう油と比較した場合、丸大豆しょう油は油分の分解によって生じたグリセリンを多く含み、まろやかさである。
 
(※)さいしこみしょうゆ:一般的なしょう油は麹を食塩水で仕込むのに対し、一度しぼったしょうゆに再び麹を加えて仕込むため「さいしこみ」と呼ばれている。