• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > テルモ:流動タイプの栄養食

ニュースフラッシュ

テルモ:流動タイプの栄養食

2014.02.20

n_20140220_01.jpg テルモは、流動タイプの栄養調整食品シリーズから、糖質とたんぱく質量に配慮した「F2(エフツー)ライトMP」「PGソフトエースMP」の2品を、2014年2月19日からと3月17日から全国の医療機関向けに新発売する。同社では2016年度に2品で6億円の売上を目指す意向である。
 医療現場では、食が細くエネルギーが不足してしまう人や高齢の人に、カロリーや栄養素を補給する流動タイプの栄養食品が提供されている。同社では、個々の栄養状態や消化する力、またそれに合わせて医療・介護従事者が行う粘度の調整作業に着目し、あらかじめ適度な水分やとろみの調整を行った「F2ライト」シリーズや、半固形の適度な粘度を加えた「PGソフト」シリーズなどのラインアップを拡充してきた。
 今回発売するのは、吸収のゆるやかな糖質原料を用い、たんぱく質量も従来品よりも低減することで身体にやさしい組成を目指したとろみ・半固形タイプの栄養食品である。従来のラインアップと合わせて水分量や粘度に加え、栄養のバランスでも使い分けることが可能である。
 糖質に配慮し、従来よりもGIが低い原料(高分岐デキストリン)を使用している。また、たんぱく質量バランスにも配慮し、100kcalあたり3.3g (NPC/N168)、EPA、DHA、カルニチンを配合している。2種の食物繊維を100kcalあたり1.5g配合する。