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月桂冠:金色パッケージの日本酒

2014.02.24

n_20140224_01.jpg 月桂冠は、金色を基調としたガラスびん入り日本酒「SPA! 俺の夜」(200ml、参考小売価格240円・税別)を期間限定で、2014年2月28日から8月まで全国で発売する。週刊誌「SPA!」(扶桑社)とのタイアップにより、女性編集者を中心とするプロジェクトで女性が「男性に飲んでほしい」「男性と飲みたい」日本酒を提案したものだ。
 夜を謳歌し、自由でカジュアルに楽しむことを想定し共同開発した日本だけである。アルコール分は12度と低めで飲みやすく、フルーティーで淡麗甘口の味わいが特徴だ。
 「SPA!」は2014年に創刊25周年を迎えことから、企画の一環として「日本酒促進プロジェクト」を同社とともに進めてきたものだ。
 同誌公式サイトでのアンケートで日本酒に対するイメージや飲用実態について結果として、料理とともに気軽に楽しめる、軽快な日本酒を求めていることが分ったものだ。読者の中から「アルコール飲料は飲むが、日本酒はあまり飲まない人」の協力も得て、味わいの方向性や酒質についての意見を得た。
 これらの情報をもとに女性編集者らがコンセプト、酒質、デザインなどをまとめ上げ、アルコール分が低めで甘口かつフルーティーな口あたり、料理に合う淡麗な味わいの日本酒を商品化したのである。パッケージは、金色を基調にし、正面から見ると胴の部分がくびれているように見える。
 今までの日本酒にはないイメージで、飲みきりサイズのスリムなガラスびんを採用している。容器正面には「俺の夜」と商品名を毛筆調で大書し、首部分には赤色の地色に「日本酒を愛するSPA!女子による」と表記している。女性編集者らの参加による同誌とのコラボを訴求する狙いである。
 男性を中心とする読者は、これから本格的に日本酒を嗜む世代とも重なることから、タイアップ企画によって日本酒を楽しむ契機を提案する。