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ニュースフラッシュ

凸版印刷:台紙付きシュリンクパック

2014.03.12

n_20140312_01.jpg 凸版印刷は、環境配慮とユニバーサルデザインを追求した新構造の台紙付きシュリンクパッケージのラインアップを拡充する。それぞれ独自形状である「易開封タイプ」「2列貼りタイプ」「自立タイプ」の3品を開発したものである。
 トイレタリーをはじめ食品や医療医薬、電器業界に向けに、2014年3月中旬から本格的な販売を開始し、2015年度に15億円の売上を目指す。
 台紙付きシュリンクパッケージとは、ブリスターパックのシュリンフィルムタイプのパッケージである。ブリスターと比較して樹脂使用量が少なく、環境適性に優れる特長がある。化粧品やトイレタリーなどの店頭陳列パッケージとして多く使われており、市場規模は約300億円と推計される。
 従来の台紙付きシュリンクパッケージは、熱収縮させたシュリンクフィルムが商品と密着するため剥がしにくかった。そうした開封性の向上や商品の多様な形状への対応、陳列適性などを改善したものである。開封が容易な「易開封タイプ」と2品のセット販売が可能な「2列張りタイプ」、商品を立てて陳列できる「自立タイプ」の3つである。
 「易開封タイプ」は、台紙と接着する部分のフィルムにミシン目を設け、商品をつかんで手前に引くだけで簡単に開封できる。「2列貼りタイプ」は、1枚の台紙に2枚のシュリンクフィルムを貼ることで、同サイズや異なるサイズの商品同士のセット販売も可能である。
 「自立タイプ」は、台紙下部の切り込みに沿って店頭で折り加工すれば、自立しない形状の商品でも自立させることができる。通常のハンガーラック形状棚だけでなく、商品棚での陳列にも対応する。