味の素:東洋水産と共同で即席めん事業会社設立
2014.04.04
味の素は2014年3月31日、東洋水産とナイジェリアおよびインドでの即席麺事業会社の設立に向け合弁事業契約を締結した。今後、両国で会社設立申請を行い、新会社を設立する予定である。
ナイジェリアのMARUCHAN AJINOMOTO NIGERIA LIMITED(マルちゃん味の素ナイジェリア社)と、インドのMARUCHAN AJINOMOTO INDIA PRIVATE LIMITED(マルちゃん味の素インド社)である。それぞれ即席麺の製造・販売の新会社で、前社は資本金額32億ナイラ(約20億円)で、同社が50%、ウエスト・アフリカン・シーズニング社1%、東洋水産が49%の株を所有する。
主に味の素グループがマーケティング(商品企画・販売)の支援し、東洋水産が開発・生産を支援する。ブランドは「A&M」で、2016年度を発売目標に10年後の事業目標を約5億食(市場シェア約15%)と掲げている。
また後社では資本金額9億ルピー(約15億円)で、東洋水産が51%、同社が49%の株式を保有する。両社の役割およびブランド、発売開始時期は同じで、事業目標として10年後に約5億食(南部4州での市場シェア15%)から地盤を固め、順次販売エリアを拡大したい考えである。