日本包装学会:第64回シンポジウム
2014.05.05
日本包装学会は2014年6月20日(10:10?16:30)に、品川・きゅりあん(6F 大会議室)で「適切な包装設計のための輸送振動計測とその再現に関する研究の最新動向」をテーマに第64回シンポジウムを開催する。適切な輸送包装設計のためには、輸送中の振動・衝撃環境を忠実に再現した上で適切な対策を講じる必要がある。
シンポジウムでは、輸送中の振動・衝撃環境の実態とともに、特に輸送振動に注目し、これを再現するための最新の研究事例について実務のプロが講演する。将来の輸送包装設計の方向性を明確する取り組みである。
東京海洋大学大学院・海洋科学技術研究科准教授の渡部大輔氏が「アジアの陸上輸送における振動・衝撃環境の解析」を、神鋼物流・安全・技術部技術室の西田美歩氏が「船舶内貨物の挙動調査と再現試験を通した梱包材の擦れ評価」をテーマに講演する。
また「包装貨物振動試験の精度向上に向けた取り組み 〜非ガウス型ランダム振動試験〜」をテーマに、大阪府産業総合技術総合研究所・情報電子部の細山亮氏が、IMV・テストラボ事業本部の井上良隆氏が「蓄積疲労スペクトルを考慮した振動試験機の開発」をテーマに講演する。
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