サッポロビール:3社共通「擦り傷対策びん」を導入
2014.07.10
サッポロビールは、サントリー酒類とアサヒビールの3社で、容器品質の向上と環境負荷の低減を目的として、共通の「擦り傷対策びん」(中びん500ml)を導入する。2014年10月から順次導入を開始する予定である。
従来の中びんは、製造時や配送時に、側面やラベルに擦り傷が発生することが課題とされてきた。今回導入する「擦り傷対策びん」は、びんの胴部を0.2?0.3mm程度凹ませることで擦り傷の発生面積を抑制し、ラベルを保護し、容器品質の向上を図ったものである。
また1本あたり10gの軽量化につながり、すべて「擦り傷対策びん」に切り替わった場合はびんの製造時および配送時のCO2排出量を年間約175t削減できる(3社合計)。