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ニュースフラッシュ

メッセ デュセルドルフ:「drupa 2016」開催へ前進

2014.08.18

n_20140818_03.jpg メッセ・デュセルドルフが開催(2016年5月31日?6月10日の11日間)する印刷・メディア産業展「drupa 2016」(http://drupa.messe-dus.co.jp/)の出展申し込み(〆きりは2014年10月31日)は例年と同様のペース(全体スペースの1/6程度)順調に進んでいる。意欲的な出展啓蒙とともに、2016年開催では業界トレンドを積極的に取り込んだ内容にしてく考えである。
 「touch the future」というスローガンのもと、包装印刷、マルチチャネル、グリーンプリンティング、そしてプリンテッドエレクトロニクスや3D印刷に代表される、未来を拓くイノベーションにも焦点があてられる。また日本企業のプレゼンスは確実に上がっていることから、ジャパンパビリオンとともに会期中の一日ジャパンデー(出展企業プレゼンツアーやセミナー、懇親会)を設ける考えも示している。
 その「drupa」の出展社及び多様な出展製品が、業界全体の動きを象徴していることはいうまでもないが、メッセ・デュセルドルフではさらに能動的に役割を果たすべく、世界の印刷業界を対象とした調査を定期的に行っている。その結果となる第1回の報告書は、世界119ヵ国2,500人におよぶ意思決定者からの回答によるものである。
 そこから浮かび上がるトレンドとして、以下の3つが報告されている。
 1)危機的状況を打開して、これから先12か月の間に投資を計画するなど、経済的に回復基調にある。背景には、効率向上と新しいサービスが先進国で求められ、発展途上国では印刷物自体の量が増加していることが挙げられる。
 2)技術・製品・機械を単に提供することから、総合サービスプロバイダーへと変貌を遂げつつある。顧客のニーズを理解し、それに合ったソリューションを提供することが成功につながっている。
 3)デジタル印刷の重要性が今後も増していき、印刷会社の65%はすでに従来の印刷技術とデジタル印刷機械の両方を利用している。