日本包装機械工業会：輸入は2ぶりプラスの400億円超
2014.08.15
日本包装機械工業会は、財務省の日本貿易統計に基づき平成25年度国内包装機械の輸出入額を集計した。それによれば、輸出額は前年度比約8.3％増（31億2108万7000円）の407億9519万2000円となっている。これは2年ぶりのプラスとなるもので、輸出額が400億円を超えたのは国内包装機史上初めてのことのようである。
オセアニア州を除く全5州で前年度実績を上回っており、とくに欧州とアジアでの大幅増が牽引したかたちである。国別ではインドネシアを筆頭に、韓国、フランス、インド、ロシアへの伸びが大きく、この五か国を合わせると約34億4000万円のプラスとなっている。
輸入額では、前年度比約58.3％増（76億5534万7000円）の207億9635万9000円となっている。輸入額が200億円を超えたのも2004年以来10年ぶりのことのようである。ドイツを筆頭にスウェーデン、スイス、イタリアの4か国で約66億4000万円となるなど、こちらも欧州が牽引したかたちである。
