• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > アサヒグループHD:インドネシアで「Cafela」を販売

ニュースフラッシュ

アサヒグループHD:インドネシアで「Cafela」を販売

2014.08.06

n_20140806_02.jpg アサヒグループホールディングスのシンガポール子会社・アサヒグループホールディングスサウスイーストアジア(AGHSEA社)とインドネシア大手財閥サリムグループのグループ会社のインドフードCBP社(ICBP社)によるインドネシアの清涼飲料事業合弁会社である、PT Indofood Asahi Sukses Beverage(IASB社)は、インドネシア人の嗜好にあわせて開発したラテタイプのPETボトルコーヒー飲料「Cafela(カフェラ)」(250ml)を、2014年5月下旬からインドネシア全域で発売した。インドネシアでは好評で、発売2ヵ月あまりで約27万C/S(1箱=250ml×24本)を販売し、好調に推移している。
 インドネシアのRTDコーヒー市場の成長が著しく、手軽にコーヒーが楽しめるという点で、市場規模が拡大している。IASB社の調査によると、レギュラーコーヒーやインスタントコーヒーを飲用する人は、眠気を覚ますためにコーヒーを飲用する傾向があるのに対し、RTDコーヒーを飲用する人はリラックスしたい時に飲用する傾向が強いことが分かっている。
 そのRTDコーヒー市場で、現在最も伸張しているのが、PETボトルコーヒーである。リキャップができ、持ち運びがしやすいPETボトルを用いたコーヒーは今後も拡大が見込めるものだ。
 「Cafela」は、2014年12月に発売した緑茶飲料「ICHI OCHA GREEN TEA」に続くインドフードとの開発商品第2弾で、初めてのコーヒー飲料である。「WONDA」の商品開発を通して培った抽出、調合の技術や、味作りのノウハウを生かしたものだ。インドネシア人の嗜好に合わせるため、現地で嗜好調査を重ね、顧客の求める味を実現したハラル認証商品である。
 厳選されたインドネシア産コーヒー豆を使った、クリームで仕立てたラテタイプのコーヒー飲料だ。良質なコーヒー豆が醸し出すコク深さと、クリームの甘みが混ざった濃厚でまろやかな味わいが特長である。
 ターゲットは都心で働く20代の男女とし、仕事の合間や疲れを感じた時などリラックスをしたい時に飲用することをイメージして開発したものだ。商品名は、リラックスした時間を過ごすことができるカフェをイメージして「Cafela」と名付けたものだ。
 PETボトルは、コーヒーとクリームの融合をイメージし、緩やかなウェーブをかたどっている。手に収まりやすく、飲用する際に商品が扱いやすい形状で、爽やかな水色を基調として氷に浸されたグラスに、コーヒーとクリームを注いでいるシーンを描いたものである。