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ニュースフラッシュ

サントリー:清涼飲料の生産設備を増設

2014.08.06

 サントリー食品インターナショナルのグループ会社・サントリープロダクツは、主力工場の1つである榛名工場で飲料用PETプリフォーム自製ラインおよびボトル缶コーヒー製造設備を2015年春から順次導入する。
 世界初となる最新鋭の射出コンプレッション式プリフォーム成形機を2台採用し、小容量・大容量ともに対応可能な体制に整える。また年間で清涼飲料約5000万C/S分のPETプリフォームを生産することが可能となる。また同機導入により、将来的にはさらなる薄肉化によるPETボトルの軽量化も可能となる。
 プリフォームの金型が半開きの状態で樹脂を低圧で射出した後、金型を閉じて(コンプレッションして)プリフォームを成形する技術である。従来よりも肉厚の薄いプリフォームを成形することが可能となる。
 また急増するボトル缶コーヒーの需要に応えて、ボトル缶コーヒーの製造設備(フィラー・キャッパー)を自社工場内に初めて導入する。現在185gと280g缶のコーヒーを製造しているラインを改造し、2015年春からボトル缶コーヒーも生産を開始する。