アイリスオーヤマ:「低温製法米」5銘柄
2014.10.21
アイリスオーヤマは、「アイリスのお米」の新しいラインアップとして5kgの「低温製法米」5銘柄を、2014年10月20日から順次発売する。米の鮮度を保つために低温管理された新米で、初年度の400万袋の販売目標を掲げている。
同社は2013年4月に「舞台アグリイノベーション」を設立し、精米事業に参入した。新米のおいしさを保つ「アイリスの生鮮米」で米の消費拡大を図りたい考えである。東日本大震災からの復興を支援するため、宮城県亘理町に精米工場を建設している。
2013年10月から低温製法と3合小分けパックが特長の「アイリスの生鮮米」の販売を行ってきたが、大容量ニーズに応えて新たに5kgをラインアップするものである。人気の5銘柄(北海道:ゆめぴりか、ななつぼし、宮城県:つや姫、ひとめぼれ、秋田県:あきたこまち)を品ぞろえする。
15℃以下の低温管理の下で保管、精米、包装され、精米したてのおいしさと新鮮さを保つ。また酸素バリア性を有する密封新鮮パックを採用している。米は収穫後も呼吸をしており、そのため高温状態では呼吸が活発になり、デンプン・タンパク質等の成分が酸化・分解され、味が落ちる。
低温製法は米の保管に最適とされる「15℃以下の低温工場」で、低温保存・低温精米・低温包装を一貫して行うことで米の鮮度とおいしさを保つものである。