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ニュースフラッシュ

エスビー食品:東松山工場に新棟竣工

2014.10.23

 エスビー食品は、事業の核となる「SPICE&HERB」関連商品の主力生産工場である東松山工場の敷地内に、新たに最新鋭の設備を導入した新棟を竣工し、2014年10月20日から稼働を開始した。最重要商品と位置付ける「純カレー」などの品質管理と安全安心をさらに強化した生産体制となる。
 創業以来の原点ともいえる「純カレー」などの製造を行う新棟建設は、今後も長きにわたって高品質の商品を安定的に製造できるよう、特に安全安心への配慮を強化することを目的としたものだ。品質管理と衛生管理の2つの要素で信頼性の高い認証制度である「FSSC22000」を2013年に取得し、その管理手法に基づき、建物の構造やライン設計・設備選定など行ったものである。
 品質管理・安全安心体制の強化では、生産環境に合わせ、清潔区・準清潔区・汚染区を色分けで明確化する。また外気に触れる部分を極力抑えたクローズドライン設計による異物混入防止し、建物の陽圧管理・LED照明・無窓構造を採用することで外部からの埃や虫の侵入を防止する。
 最新磁力選別機を導入し、検査体制強化による金属異物混入リスク低減するとともに、大規模災害を想定した安定稼働体制強化する。セキュリティーの点では、カメラ・入退室カード・静脈認証セキュリティーシステムを導入し、食の安全を確保する。
 生産性の向上では、サニタリー性の高い設備により、多品種生産も可能になる。立体倉庫の併設による製品管理体制の強化を図るとともに、デマンドコントロールシステムの導入による省電力化を実現する。