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中野BC:梅酒ヌーボー

2014.12.06

n_20141206_01.jpg 中野BCは、ボージョレ・ヌーボーのように新酒を楽しむ梅酒「中野梅酒 NOUVEAU 2014」(720ml、販売価格1,404円・税込と1.8L、販売価格2,160円・税込)を、2014年12月5日から全国の酒屋や飲食店、自社ホームページほかで新発売した。同社は和歌山の酒造大手で、梅酒約35種類を製造・販売している。
 ボージョレ・ヌーボーのように近年、「おはぎヌーボー」や「どら焼きヌーボー」、オリーブオイルのヌーボーなど"新物"を楽しむ動きが広がっている。食べ物以外でも"コットンヌーボー"を使ったタオルなど、"ヌーボー文化"は多ジャンルに広がっている。
 同社の発売する梅酒ヌーボーは、仕込みを2014年6月6日の「梅の日」に開始し、醸造アルコールと砂糖、水が入った高さ4.2mで、直径2.6mの琺瑯(ほうろう)製の熟成タンクに約20万粒のウメの実を漬け込んだものだ。
 ウメの実のエキスの抽出度を見極めながら11月27日にタンクから一旦、実を取り出し、そのできたばかりの新酒を瓶詰めしたものである。通常は、ここからタンクでさらに半年以上かけて熟成させる。梅酒ヌーボーは、その熟成前だからこそ味わえるウメ本来のフレッシュさと鮮やかな黄金色が特徴である。
 特に2014年は、ウメの収穫開始時期の6月に好天が続き、気温上昇も順調でしっかりとした実に生育している。酸味のあるエキス分を実から十分に抽出でき、すっきりとキレのある味わいに仕上がっている。
 
(※)「梅の日」は日本記念日協会認定。後奈良天皇のウメにまつわる故事に由来「紀州梅の会」が制定。