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ストーロパック:株式取得でイージェイをグループ化

2014.12.03

n_20141203_04.jpg ストーロパック(Storopack Hans Reichenecker GmbH.)は2014年10月15日、イージェイの株式100%を取得した。イージェイはこれまで同社の日本での取引先であり、ペーパー緩衝材の「ペーパープラス(PAPER plus)」およびエアー緩衝材の「エアープラス(AIR plus)」の販売を手掛けてきた。株式100%の取得でイージェイは同社のグループ企業になったものである。
 イージェイは、ルースフィル(バラ状緩衝材)では国内の業界トップであり、「エコソフト(ECO soft)」「エコタッチ(ECO touch)」「ハイタッチ(HItouch)」などの主要な緩衝材を全国で販売している。
 イージェイが同社のグループ企業となったことから、今後は「Storopack Japan株式会社」として新たにスタートすることになる。本社を置く神奈川県海老名市と愛知県小牧市に独自の生産工場を持つことになる。
 6年以上にわたりイージェイ・代表取締役社長を務めた伊澤洋一氏は、今後も事業活動管理の責務につくことになるが、アジア太平洋地域の梱包材事業の市場開拓の責任者であるフランク?イムカンプ氏がサポートにしていく予定である。 
 同氏は、「今回の株式取得は、私たちにとって重要な戦略的なステップである」とコメントする。できるだけ顧客(需要)に近いところで、市場に必要な理解を深めることが狙いである。ニーズに応じた製品を拡大することを目指している。
 Storopack Hans Reichenecker GmbHは、ドイツのメッツィンゲンに本社を置くグローバル企業である。1874年に家族経営として設立され、現在では梱包材事業部で北アメリカや南アメリカ、ヨーロッパ、アジアに拠点を置き、販売委託では世界40カ国以上で製品を販売している。