サントリー:国産最軽量2.04gのキャップ導入
2015.01.21
サントリー食品インターナショナルは、常温無菌充填商品に28φ径のキャップでは国産最軽量となる2.04gを実現し、2015年1月から榛名工場(群馬県渋川市)に導入し、順次拡大していく考えである。今回、「伊右衛門」「サントリー ウーロン茶」「GREEN DA・KA・RA」など、常温無菌充填用28φ径のキャップを、これまでの2.65?2.75gから2.04gへと約25%軽量化するものだ。
これまでにも、「サントリー天然水」専用キャップを30φ径で2.05gの軽量化を実現(2008年に)し、環境負荷低減を目指した取り組みを展開してきた。
これは、キャップメーカーと協働し、既存の充填設備改造費を最小限に抑え、国内どこでも使用できる"業界スタンダード"を目指し、設計したものだ。これにより、震災時など不慮の事態にも各メーカーの製品供給対応が可能となる。
今回の軽量化により、ポリエチレン樹脂の使用量を削減し、年間のCO2排出量を約2,100トン削減することが可能となる。