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ニュースフラッシュ

サントリー:登美の丘ワイナリーで誕生の貴腐ワイン

2015.03.25

n_20150325_03.jpg サントリーワインインターナショナルは、貴腐ワイン「登美 ノーブルドール 2003」(750ml)を数量限定で、2015年4月21日から全国で新発売する。深みのある豊かな香りと甘美な味わいが特徴の希少性の高いワインである。
 同社が販売する貴腐ワイン「登美 ノーブルドール」は、フランスで開催された「レ シタデル デュ ヴァン 2012」で「登美 ノーブルドール 1992」が「日本ワイン特別賞」「金賞」をダブル受賞している。丁寧なワインづくりによって実現したその豊かな味わいに評価が高い。
 今回の「ノーブルドール 2003」は、良質の貴腐果が発生したリースリング・イタリコ種を100%使用している。1粒ずつ手作業で選果したぶどうを、小型の発酵槽でじっくりと時間をかけて丁寧に低温発酵させた後、長期間熟成させたものである。
 柑橘やハチミツ、ナッツを思わせる複雑で深みのある豊かな香りと、蜜のように甘美で芳醇な味わいが特長の逸品だ。貴腐とは気温や湿度などの複雑な条件が揃った中で、完熟したぶどうの実にボトリティス・シネレア菌が付着すると起こる現象で、果実の水分が自然に蒸発して糖度が非常に高まるものである。
 貴腐ぶどうで醸造した貴腐ワインは、"ワインの帝王""帝王のワイン"とも呼ばれ、深みのある豊かな香りと甘美な味わいが、その希少性とともに世界的に珍重されている。サントリー登美の丘ワイナリーは、1975年に日本で初めて貴腐ぶどうの収穫に成功し、1978年に日本初の貴腐ワインとして発売されたものだ。