日本包装学会:第67回シンポジウム
2015.05.01
日本包装学会は2015年6月19日(10:10?15:50)、品川・きゅりあん(6F 大会議室)で「香料の構造・性質、分析方法と保香性容器包装材料」をテーマに「第67回シンポジウム」を開催する。香料は食品、化粧品、洗剤等、様々な製品に添加され、付与される「香り」は商品価値の向上に不可欠なものとなっている。
一方で包装材料の香気成分の透過や吸着による製品の品質低下は、各分野で課題となっており、この現象は科学的に解明されておらず、解決には各分野の専門家からの知見が不可欠である。そこで、同シンポジウムでは香料の基礎、分析方法および透過・吸着のメカニズムならびに保香性包装材料の各専門家を講師に招き開催されるものだ。
長谷川香料・フレーバー研究所第4部長の池本陽市氏が「食品用香料の基礎」をテーマに、アジレント・テクノロジー・営業本部化学分析部門アプリケーションセンターの関口桂氏が、「香気成分の分析方法」をテーマに講演する。
また「EVOHの特徴とフレーバーバリア・非吸着用途への応用」をテーマに、クラレ・エバール事業部エバール樹脂販売部 技術サービスグループの黒崎一裕氏が、「バリア性付与紙容器の特徴?香気成分と包装材料?」をテーマに日本製紙・紙パック事業本部商品開発部部長代理の大久保勝行氏が講演する。
シンポジウムの内容の詳細や問合せ・申込みは日本包装学会・事務局まで。
(TEL:03-5337-8717、Mail:office@spstj.jp)