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ニュースフラッシュ

花王:順天大と研究包括契約を締結

2015.06.18

 花王は2015年6月2日、"健康を科学する"ことからはじまる新たな健康価値の実現のために順天堂と「健康を科学する」との共通テーマのもと、両組織の連携・協力関係を推進するための研究包括契約を締結した。今後は、互いの研究知見や施設を活用した産学連携により、オープンイノベーションを推進し、医療・健康分野での基盤研究を強めていく考えである。
 現場のニーズに即した革新的な技術開発とその早期実用化を推進し、グローバルなイノベーションの創出を目指すものだ。高度な医科学的研究と医療実績を有する順天堂大学での臨床現場のニーズを早い段階で把握し、同社のこれまでの「ヒトと物質」の両面から行っている本質研究で培った知見を活用して「清潔」「美」「健康」「高齢化」「環境」「衛生」「メンタル・ヘルスケア」などの分野での社会的課題解決に貢献するものである。
 新たな研究知見の取得を目指し、研究での包括的連携による取り組みを推進していく。とくに超高齢社会となった日本では、高齢化による人の様々な生理機能の低下が起こり、その社会的課題を解決し、高齢者の生活の質(QOL)の向上・健康維持・増進および健康寿命の延伸に貢献する研究は、重要な研究テーマの1つとなっている。
 今回の研究推進体制としては「連携協議会」を設置し、情報交換を密に行い、共同研究テーマの選定や研究進捗の管理を行うなど、互いに有益な連携を図るものだ。研究者の人材交流、研究施設の相互利用を通じた研究拠点の構築を進めて行く予定である。