大塚製薬:東ティモールで「ポカリスエット」販売
2015.07.03
大塚製薬は、イオン飲料「ポカリスエット」の海外展開を強化し、2015年7月1日から東ティモールで正式に販売を開始した。インドネシアの大塚グループ会社「P.T.アメルタインダ大塚」の工場で製造された製品を、東ティモールの流通代理店を通じて販売するものである。
「ポカリスエット」は世界19ヵ国・地域での展開となり、今後も各地の文化・習慣に合わせた水分と電解質補給の大切さを伝える活動を続けていく意向である。
東ティモールは、インドネシアの東側に位置し、2002年の独立以降、経済成長をつづけている。GDP(2007?2014年)の年平均成長率は約10%であり、インフラ整備やビルなどの建設がつづいている。
インドネシア同様、年間を通じて高温多湿の熱帯気候で、健康維持には水分電解質補給が非常に大切である。現地ではインドネシア領であったときからポカリスエットは販売されており、今回新たに現地の流通代理店と契約し、東ティモールでのポカリスエット販売が正式にスタートすることになったものだ。
今後、現地での販売を強化するとともに、アメルタインダ大塚の社員が現地の状況に合わせて労働やスポーツなど日常の発汗シーンでの水分電解質補給の重要性を提案していく予定である。
(※)ポカリスエット販売国・地域(2015年7月現在):日本、台湾、シンガポール、バーレーン、サウジアラビア、オマーン、アラブ首長国連邦、韓国、インドネシア、タイ、マレーシア、中国、クウェート、カタール、フィリピン、エジプト、ベトナム、ミャンマー、東ティモール。販売本数ベースで2008年度に海外が国内を上回った。