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森下仁丹:メタジェンと世界初の共同研究を開始

2015.07.07

 森下仁丹は、メタジェンと「ビフィーナ」の摂取で生きたまま腸に届いたビフィズス菌が、ヒトの腸内環境に与える影響について明らかにするための共同研究を開始する。「メタボロゲノミクス」を用いて「ビフィーナ」摂取前後の腸内環境の変化を解析し、生きたまま腸に届いたビフィズス菌がヒトの腸内環境に与える影響を明らかにする共同研究である。
 ビフィズス菌摂取時の腸内環境変動について「メタボロゲノミクス」で詳細に解析する試みは同共同研究が世界初となる。これまでにビフィズス菌(ロンガム種)には、腸内フローラを良好にして便通を改善する機能が報告されている。この研究で新たな機能性の解明が期待される。
 将来的には個人それぞれの腸内フローラに合せ、最適と考えられるビフィズス菌や乳酸菌などあるいは腸内フローラを改善する有用素材(プレバイオティクスやバイオジェニックスなど)を組み合わせ配合した、いわゆる「オーダーメイドプロバイオティクス」を提供すること考えている
 同社は、皮膜特性・多層構造・粒径・内容物を自由にデザインできるカプセル技術を生かして、胃酸で溶けずに腸まで届いて溶解する耐酸性ハイパープロテクトカプセルの開発に成功している。
 このカプセル技術を用いて開発したビフィズス菌(ロンガム種)を、生きたまま腸へ届けるビフィズス菌配合サプリメント「ビフィーナ」シリーズを1993年から販売し、現在は機能性表示食品として販売する。
 
(※)メタジェン:2015年3月に慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田特任准教授らによって設立された注目のベンチャー企業。ヒトの便から腸内フローラの遺伝子情報と腸内代謝産物情報を抽出し、網羅的に統合解析する独自技術「メタボロゲノミクス」を用いて、腸内環境に基づいた新たな健康評価方法を開発。