• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > キリン:ミャンマーのビール最大手を買収

ニュースフラッシュ

キリン:ミャンマーのビール最大手を買収

2015.08.25

 キリンホールディングスの東南アジア地域統括会社・キリンホールディングスシンガポール社は2015年8月19日、ミャンマーでビール事業を展開するミャンマー・ブルワリー社(Nay Wynn, Chairman: MBL)の発行済株式総数の55%を保有するフレイザー・アンド・ニーヴ社(Charoen Sirivadhanabhakdi, Chairman: F&N)から保有分全株を取得したものだ。
今回の取得はミャンマー・エコノミック・ホールディングス社(Hsan Oo, Chairman: MEHL)とF&N社との間のMBL社株式の譲渡成立に伴い、KHSPL社がノミニーとして指名されたことを受けたものである。株式取得金額は総額5億6000万米ドル(約697億円)だ。株式取得資金は外部借入で充当したものである。
 MBL社は、「Myanmar Beer」「Andaman Gold」「Myanmar Double Strong」などのブランドを製造・販売するミャンマー第1位のビール事業を展開し、製造拠点のあるヤンゴンを中心とした販売網を通じて全土にその事業を拡大している。
 ミャンマーは、昨今の民主化・経済制裁解除の動きの中で今後の高成長・消費拡大が期待される有望市場であり、MBL社の事業基盤をベースに同社グループのブランドや技術力、商品開発力やリサーチ・マーケティング力を生かして、さらなる成長を目指すものだ。