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ニュースフラッシュ

ジャパンパック2015:412社2,277小間規模で開催

2015.09.08

n_20150908_01.jpg 日本包装機械工業会は2015年10月13日?16日の4日間、有明・東京ビッグサイトで第30回目となる日本国際包装機械展「JAPAN PACK(ジャパンパック)2015」を開催する。今回は「包む世界 みつける愉しみ」をテーマに、過去最多の412社2,277小間規模での開催となる。
 包装機械を中心とした食品製造から包装(計量/計数・充てん・小箱詰、上包・シール・ラベル貼・バンド掛/ひも掛・検査・印字・ケース詰・運搬)工程までの最新機械、装置・システムを集結した、質量ともにアジア最大級の包装機械展示会となる。
 今回は、前回開催(2013年326社1953小間)に比べて86社324小間増と、規模を大幅に拡大しての開催となる。これには、他産業からの(包装産業への)関心の高さを示すとともに、とくに中国をはじめ海外出展社の増加などによるものだ。
 もちろん包装産業に限ったことではないが、2015年は様々な次元で新たな動きの起点となる1年と考えられている。「ジャパンパック」でも、いち早くそうした動きを取り込むために、今回から展示分類に「医薬・化粧品関連機械」と「包装用ロボット」の2つを新たに追加した。
 必ずしもアベノミクスの影響とはいえず、短期的な振幅はあるものの包装産業全体では緩やかな景気の復調といったものも感じられる。ようやくリーマンショック(2008年)以前の水準に戻りつつあるものの、需要を冷え込ませかねない消費増税も控えており楽観視はできない状況である。
 これまでも指摘してきた需要構造の変化は、より具体的なかたちとして顕在化してくることは時間の問題である。ゆえに展示内容においては、そうした構造変化にともなったニーズへの対応が主となることはこれまでと変らない。
 たとえば多品種小ロットや省エネ・省資源化、安心・安全にはじまり品質・衛生、環境配慮などは、いわばスタンダードとなりつつある。とくに今回から新たに展示分類として加わる「包装用ロボット」と「医薬・化粧品関連包装」などは注目されるところである。