日本包装学会:第67回シンポジウム
2015.09.02
日本包装学会は、2015年10月16日(10:00?16:40)に、品川・きゅりあん(6F 大会議室)で「医療安全にはたす包装の役割 〜現状と今後の課題」をテーマにシンポジウムを開催する。医薬品の安全な服用のために色々な取り組みがなされている。
医薬品包装でも、患者の使い易いパッケージや誤投与・誤飲防止、偽造薬の排除などの取り組みが官民一体となって進められている。今回、医療安全に果たす包装の役割について各分野の専門家の講演により、色々な角度からの討論を進めたい考えである。
「安全で有用な医薬品包装のデザイン」をテーマに済生会横浜市東部病院・薬剤部課長の菅野浩氏が、また「海外で進む偽薬対策。医療用医薬品におけるシリアルバーコード化」をテーマに東京医薬紙器・シグマ紙業・企画開発部長の嶋田吉孝氏が講演する。
日立製作所・情報・通信システム社医薬システム営業部の福島宗親氏は「ICTを活用した医薬・医療環境の未来予想」をテーマに、グラクソ・スミスクライン・生産本部パッケージングシェアードサービスの桑野浩明氏は「グラクソ・スミスクラインにおけるCRSF包装への取り組みについて」をテーマに講演する。
最後に「偽造医薬品の国内外の状況」をテーマに、ファイザー・グローバル・セキュリティーディレクターの池田哲也氏が講演に立つ。内容の詳細や問い合わせ・申込みは事務局「第67回シンポジウム」係まで。
(Tel:03-5337-8717、Fax:03-5337-8718、office@spstj.jp)