森永製菓:新食感マシュマロスイーツ
2015.09.14
森永製菓は、新食感のチョコレート菓子「マッシュボン〈薫る抹茶〉」と「同〈甘熟マンゴー〉」の2品(5個、参考小売価格260円・税別)を、2015年9月29日から全国のスーパー、CVSで新発売する。マシュマロ複合菓子の特許製法(2014年取得)により開発されたチョコレート菓子である。
「薫る抹茶」は、抹茶ビスケットに抹茶の粉末で風味づけした、香り高い抹茶マシュマロを乗せたものだ。また「甘熟マンゴー」は、プレーンビスケットに濃縮果汁で風味づけた、甘酸っぱいマンゴーマシュマロを乗せてほんのりビターなチョコレートで薄くコーティングしたものである。
パリッとしたチョコレートの食感と、しゅんわりとろけるマシュマロ、ビスケットの組み合わせが絶妙なバランスのおいしさである。マシュマロは、フローズンスモアやマシュマロヨーグルトなど、最新のトレンドスイーツとして注目を集めている。
同社では、1899年の創業時に最も力を入れて販売していた商品で、米国で「エンゼル・フード」と呼ばれていたことから、エンゼルをコーポレートマークに取り入れたものだ。マシュマロは同社の象徴ともいえる菓子である。現在では1961年の発売のマシュマロを用いた「エンゼルパイ」がある。
長年にわたるマシュマロの研究は、製造技術・設備・ノウハウを更に進化させ今回、マシュマロ複合菓子製法の特許を取得したものである。この製法により、いつまでもしゅんわりとろける繊細なマシュマロと、ビスケットをチョコレートで包んだ新食感チョコレート菓子が実現したものだ。
パッケージでは、「薫る抹茶」はモスグリーン、「甘熟マンゴー」は深いオレンジ色を基調に、独創的な書体の商品名ロゴをゴールドで箔押し、プレミアムな世界観を表現している。マシュマロの鮮やかな色合いが目立ち、菓子断面のシズルをメインに配置したデザインである。
上質な世界観でまとめながらも、菓子のユニークな形状やコンビネーション構造が分かるようにしている。マシュマロからの「マッシュ」と「ボン」の造語を用い、品質の世界観と語感の良さからネーミングしたものである。
(※)bon(=good、niceにあたる仏語)と「ボンボンショコラ(専門店のような一粒タイプのショコラの総称)」とBomb(=爆弾・爆発。口の中でおいしさが弾けるさま)】の造語。