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ニュースフラッシュ

味の素:ギフト事業をAGFと統合

2015.10.07

 味の素は、味の素グループのギフト事業の強化を図るため、ギフト事業を味の素ゼネラルフーヅ(AGF)に譲渡し、両社のギフト事業を統合する。統合時期は2016年4月1日の予定で、これにより両社の持つ資産をフル活用し、スペシャリティのある"食・嗜好飲料と健康"ギフトの創出を目指すものだ。
 同社は、「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」を目指す中で、事業構造強化と飛躍的な成長に向けた「隣地」(既存製品領域の隣接製品、隣接市場)への事業領域拡大に取り組んでいる。その一環で2014年4月にAGFを連結子会社化したものである。
 その後、各部門で協業を進めるとともに、事業構造の強化、新製品開発や生産面でのシナジーを模索してきた。ギフト市場は約7兆円で、中元・歳暮市場の縮小傾向が続く一方、ギフト市場の約6割を占めるパーソナルギフト市場は年率約2%で伸長しており、今後も拡大する見通しである(2014年度推定)。
 この伸長するパーソナルギフト市場でのプレゼンスを獲得すべく、同社とAGFのギフト事業を統合するものである。統合は連結子会社化によるAGFとのシナジー創出に向けた具体策の第1弾となる。
 具体的には、製品ポートフォリオの見直し及び事業運営・営業体制等の効率化により収益性の改善を進めるとともに、生産・物流拠点の再構築を行うことで事業構造強化を図る。独自技術を活用し、既存製品(食品・嗜好飲料)に加え「健康」の価値を有する新領域のギフトを開発することで統合でのシナジーを創出する。