• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > 日清食品:香港の今麦郎3社と合弁解消

ニュースフラッシュ

日清食品:香港の今麦郎3社と合弁解消

2015.11.27

 日清食品ホールディングスの香港現地法人の日清食品有限公司(香港日清)は、今麦郎日清食品有限公司、今麦郎食品有限公司及び河北今麦郎紙品有限公司(今麦郎日清」「今麦郎食品」「今麦郎紙品」総称して「今麦郎3社」)に関する合弁契約を解消した。
 香港日清が保有する今麦郎3社の持分を今麦郎グループの持株会社である今麦郎投資有限公司(今麦郎投資)に譲渡する旨の持分譲渡契約を締結したものである。香港日清は、同社グループの中国での事業強化・拡大を目的として、2004年5月から現地大手即席麺・製粉メーカーの河北華龍麺業集団有限公司(当時)への資本参加を含む合弁契約を、親会社である河北今麦郎麺業有限公司と締結した。
 その後、今麦郎グループ内の資産再編を目的として新たに設立された今麦郎日清への出資を2012年に引き受けた。一方、香港日清をはじめとする現地法人を通じた中国事業は、マーケティング戦略の充実や営業網の拡充などの様々な施策を通じて2014年12月期には売上高345億円に達し、今後も成長を目指している。
 このような状況下、今後の事業展開のあり方に関して、同社グループ及び今麦郎グループ間で友好的な検討・協議を重ねた結果、各々が独立して事業を展開していくことが望ましいとの合意に至ったことから、両グループ間の合弁契約を解消し、香港日清が保有する今麦郎3社の持分を今麦郎投資に譲渡することになったものだ。
 今後、同社グループは、現地法人を通じた中国事業の展開に注力し、営業機能・生産機能の拡充並びにブランディングの強化を通じてさらなる成長を図り、同国での事業基盤の強化に引き続き努めていく考えだ。
 今後、2015年11月26日に契約を締結し、2016年1月に持分を譲渡する予定である。ただ中国当局による各種認可及び持分譲渡に必要な諸手続等を完了した後に実施するため、これらに変更・遅延が生じた場合には、持分譲渡日は変更となる可能性もある。