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月桂冠:金賞受賞酒 大吟醸を限定発売

2015.11.02

n_20151102_03.jpg 月桂冠は、2015年5月に開催された全国新酒鑑評会(酒類総合研究所と日本酒造組合中央会との共催)で、昭和蔵と内蔵、大手一号蔵、大手二号蔵の4蔵全てが「金賞」を受賞した。同社では、それら受賞酒を「金賞受賞酒 大吟醸」(720ml、参考小売価格5,000円・税別)として商品化して3,600本限定で、2015年11月2日から全国で発売する。
 酒造好適米「山田錦」を精米歩合35%(玄米の65%分を削り取る)まで磨き、米の中心部を使って低温でじっくり発酵させるなど、同社が培ってきた高度な酒造技術を駆使して丁寧に醸造したものだ。パッケージは金茶色で、注ぎ口が細く伸びるようにデザインされた鶴首壜で、専用化粧箱にセットする。
 全国新酒鑑評会は、その年の新酒の出来栄えを競う全国規模のコンテストで、1911年(明治44年)以来の伝統がある。2015年の鑑評会には全国の蔵元から852点の新酒が出品され、酒類総合研究所の技官など専門家らのきき酒や科学分析による審査を経て、入賞酒の中でとくに優秀と認められた222点に「金賞」が授与された。
 同社はこれまで、1911年(明治44年)に開催された第1回の鑑評会で第1位になり、1929年(昭和4年、第19回)には1位、2位、3位を独占してきた(注釈:現在の鑑評会では順位の審査は行われていない)。近年では、1981年以来出品を続けており、その間に延べ118蔵が金賞を受賞している。
 常に酒造りの基本を見直すとともに、試行錯誤しながら培ってきた高度な酒造技術の蓄積は、同社全体の酒質レベルを向上させるものとなっている。