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ニュースフラッシュ

凸版印刷:産学連携の新商品開発

2015.11.04

 凸版印刷は、中田食品と梅花女子大学と産学の連携協力に合意し、新商品開発を目標とした産学連携ワークショップを2015年11月2日?12月24日までの全5回のシリーズで実施する。
 同社がこれまで培って来たプロモーションやマーケティング手法、パッケージングのノウハウをもとに、梅花女子大学食文化学科の学生が中田食品の梅干や梅関連素材を使った新しい商品を発案し、そのアイデアを商品として具現化することを目的としたものである。
 具体的には、中田食品の企業風土や商品開発に関する講義ののち、学生がグループごとに新商品のアイデアを検討する。その後、同社の監修で商品名やターゲット、価格、利用シーン、他製品との差別化、商品パッケージなど多様な角度から検証を行う。
 アイデアが固まれば、それを具現化する商品企画コンセプトシートを作成、プレゼン手法についても検討を重ねる。ワークショップの最終回は、グループごとにプレゼンテーションを実施し、優秀作品は中田食品が商品化して直売店や梅花女子大学などで販売する予定である。
 同社は、これまでも産学連携の取り組みとして、全国各地で大学生や高校生などと新商品・新技術の開発を行ってきた。梅花女子大学にも、同社とナレッジキャピタルのコラボレーション展示や貴重書のデジタルアーカイブ化など、文化面での取り組みを共同で推進してきた経緯がある。
 中田食品は和歌山県有数の梅・梅加工品販売会社で、同社は以前からその商品パッケージを製造している。またブランディングやプロモーション提案などの面でも課題解決に貢献してきた。
 今回、中田食品が課題としていた若い女性をターゲットとした新市場創造のための新商品開発と実践的な学びの機会を求める梅花女子大学の思いで、梅」を媒介にした産学連携ワークショップが実現したものである。
 今後とも、同社は中田食品と梅花女子大学との連携を強化し、それぞれの魅力創造につながる新商品やプロモーション手法の開発を目指す。同社では、学生力と企業力の相乗効果である産学連携プロデュース事業を推進し、新たな社会的価値の創造に貢献していきたい考えである。
 
【産学連携ワークショップ】
第1回(2015年11月2日):中田食品の企業風土や商品について(中田食品)
第2回(2015年11月9日):商品コンセプト設定のブレスト(凸版印刷)
第3回(2015年11月30日):コンセプトから商品化アイデアのディスカッション(凸版印刷)
第4回(2015年12月14日):コンセプトシートと商品化アイデア決定(凸版印刷)
第5回(2015年12月24日):新商品企画のプレゼンテーション(中田食品、凸版印刷)