アサヒグループ:インドネシアでフレーバーウォーター
2015.11.17
アサヒグループホールディングスのシンガポール子会社であるアサヒグループホールディングスサウスイーストアジア(AGHSEA)とインドネシア大手財閥サリムグループ傘下のインドフードCBP社(ICBP)によるインドネシアの清涼飲料事業合弁会社であるPT Indofood Asahi Sukses Beverage(IASB)は、ナタデココ入りのフレーバーウォーター「フルタミン ココビット スプラッシュライチ」(350ml)を、2015年10月中旬からインドネシア全域で発売している。
ライチ味のフレーバーウォーターに、小さく角切りにしたナタデココを加えた飲料である。ナタデココならではの食感とライチのすっきりとした甘みが特長である。パッケージでは、ライチを連想させるピンク色を基調として、真っ赤なライチのイラストと「フルタミン ココビット」の商品ロゴを中央に配置している。
(※)インドフード社との取組:2012年にアサヒグループはインドフードグループの子会社であるインドフードCBP会社と清涼飲料の製造合弁会社PT Asahi Indofood Beverage Makmur(AIBM)と販売合弁会社PT Indofood Asahi Sukses Beverage(IASB)の2社を設立。2013年9月にはペプシブランドの炭酸飲料や果汁飲料などを手掛けるPT Prima Cahaya Indobeverages(PCIB)の全株式を取得。2014年1月には容器入り飲料水事業で市場シェア2位のPT Multi Bahagiaと製造合弁会社と販売合弁会社の2社を設立することで水事業を取得するなど、清涼飲料事業における基盤を着実に獲得してきた。
インドフードとの飲料合弁会社の開発商品としては、2013年12月から「ICHI OCHA」シリーズ、2014年5月にコーヒー飲料「Cafela」を発売する。
今後もインドネシアにおける中間層の拡大により、さらなる成長が期待される飲料市場で嗜好の多様化や健康志向の高まりに合せた魅力的な高付加価値商品の提案を続けていく考えだ。