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凸版印刷:業務用の食器用中性洗剤で初採用

2015.11.26

n_20151126_08.jpg 凸版印刷は、エアホールドパウチの透明ハイバリアフィルム「GL FILM」を用いたグレードが、2015年10月から販売されている業務用の食器用中性洗剤「パフォーミィ」の容器として採用された。エアホールドパウチがトイレタリーで採用されたのは初となる。
 パウチのサイド部分に空気を縦方向に封入することで自立性を向上させたもので、見た目に美しいだけでなく持ちやすさ・注ぎやすさを実現したものだ。空気を封入した部分は簡単に空気を抜くこともでき、小さく折りたたんで廃棄できる。
 「GL FILM」は独自開発の透明ハイバリアフィルムで、酸素ガスバリア性と水蒸気バリア性を持ち、食品やトイレタリー、医薬品、産業用途など、幅広い分野での採用実績がある。国内だけでなく海外市場でも高い評価を得ており、約45の国と地域、約1万5000点の商品に採用されている。アルミレスで酸素バリア性に優れた点が評価されているものだ。
 花王プロフェッショナル・サービスでは、従来のプラスチックボトルからの置き換えで、同容量容器に比べて廃棄プラスチック量の約45%を削減(重量比)する。今回の従来のアルミ使用のグレードに加え「GL FILM」をラインアップすることで、用途に応じて選択の幅を広げる。大容量の2Lから小容量の180mLまでの対応が可能となる。