日清製粉:ジョイアス・フーズ子会社化
2015.12.23
同社は、関連会社のトオカツフーズとファミリーマートの調理麺等のサプライヤーのジョイアス・フーズを子会社する。その株式譲渡及び株式引受の契約を締結するとのことである。
株式をファミリーマート100%子会社の日本フレッシュサプライから譲り受け、株式譲渡が実行されることを条件としてジョイアス・フーズが株主割当ての方法で新たに発行する株式を引き受ける。この株式取得によってジョイアス・フーズを子会社するものだ。
同社では中食・惣菜事業を成長分野の1つと位置付け、グループの主力事業に育てる取り組みをしている。2012年12月にCVSを中心に弁当・おにぎり・惣菜等を供給しているトオカツフーズと資本提携を行っており、中食・惣菜事業の拡大に資するものとの判断から株式取得を実施するものである。
ジョイアス・フーズは2014年7月に設立され、現在関東、関西の2工場を通じてファミリーマートの調理麺等のサプライヤーとして事業を展開してきた。この株式取得でグループの中食・惣菜事業の基盤強化を図りたい考えである。
2016年1月29日付で、日本フレッシュサプライが保有するジョイアス・フーズの発行済株式2,000株のうち1,302株を株式譲渡の方法により取得(トオカツフーズは400株を取得)する。株式譲渡が実行されることを条件として、同日付でジョイアス・フーズが実施する株主割当増資で1,302株を引き受ける予定(トオカツフーズは400株を引き受ける予定)である。
これにより、同社はジョイアス・フーズの株式2,604株(議決権保有割合65.1%)を取得(トオカツフーズは800株:議決権保有割合20.0%を取得)し、連結子会社となる予定だ。