伊藤園:新千歳空港国際線旅客ターミナルに初出店
2016.02.05
伊藤園は、新千歳空港国際線旅客ターミナルの商業施設にお茶の「伊藤園」直営専門店を、2016年2月4日からオープンしている。同ターミナル内には初出店となるもので、国内の顧客のみならず、増加傾向の海外からの顧客に向けた品そろえの専門店(免税店)である。
直営専門店は、空港利用客が1900万人(2014年)を超え、国際空港化が進む新千歳空港国際線内に、伝統文化の「茶」を全面に落ち着いた「和」の空間を創造させる物販店舗としてオープンしたものだ。
厳選された同社の「お茶」「抹茶」のほか、お茶に関わる商品や北海道の地域性を重視した商品などを品ぞろえする。試飲しながら「おいしいお茶のいれ方」を体験できるスペースなども設けられている。
すでに羽田空港国際線旅客ターミナルの商業施設「江戸小路」では「茶寮 伊藤園」を展開し、2015年は対前年売上金額49%増で好評を得ている。成田空港の専門店「FaSoLa 伊藤園」でも2015年対前年売上金額34%増の伸長を示している。
今後も訪日観光客の増加が見込まれ、海外で展開するグローバルブランド「ITOEN MATCHA GREEN TEA」も含めて国内外で"お茶の伊藤園"の認知を高め、売上拡大を目指したい考えである。
(※)茶寮 伊藤園:2014年9月オープン、9〜12月累計比、FaSoLa 伊藤園:5〜12月累計比。グローバルブランド「ITOEN MATCHA GREEN TEA(ティーバッグ)」は2015年秋よりトラディショナル、ジャスミン、レモングラス、ペパーミントの販売を開始。シンガポール、アメリカ、オーストラリアなどで展開し、売上数量は対計画58%増(2016年1月末時点)と好調。