「アジア・シームレス物流フォーラム」5月に開催
2016.03.22
「アジア・シームレス物流フォーラム2016」企画・実行委員会は、「Asia Seamless Logistics Forum 2016(ASLF)」を、2016年は5月19日と20日の2日間、東京流通センターで開催する。アジアの時代に応える「物流シームレス化」をテーマに、それを推進・支援する技術・サービス・製品の展示コーナーと、産官学が課題と展望を共有するセミナーを開催するものだ。
経済とともに物流がすます一体化するアジアのなかで、製配販のサプライチェーン連携とシームレス化に向けた課題を浮き彫りにし、そのソリューションを探る催しとなる。国土交通省・経済産業省・農林水産省など省庁、JETRO・JICA・日本経済団体連合会・日本物流団体連合会など関連団体、製配販の代表企業の支援と参加により過去4回開催し、年々規模を拡大しつつある。
前回(2015年)では国土交通省副大臣やタイ王国大使館工業部のバウォン公使参事官を来賓に迎え、東京流通センター第2展示場(Eホール)で開催し、7,616人ほどの来場者があった。今回はFホールを追加しての開催となり、セッション企画と展示スペースを倍増する。
これを踏まえ、ASLF2016でのセッションおよびセミナーは、新テーマとして、「コールドチェーン」「オムニチャネル」「SPA/製配販シームレス・サプライチェーン」「アジア経済共同体」などとともに、「TPPと物流拡大」「ASEAN現地事情」「ハラール物流」「海運トレンド」「中小企業の輸出・進出拡大支援/越境EC」「アジア現地人材教育」「IoT/ロボティクス...シームレス連携と見える化」「シェアリング・ロジスティクス」などを取り上げている。
2日間で24セッションの構成となるとともに、併設する展示コーナーではそれらテーマを実現し、高度化を支援する物流サービス・技術・製品展示が約160小間規模となる予定だ。今後、事務局では4月上旬からフォーラム専用Webサイトを開設し、セッション別に参加登録の受付を開始する。
展示会場の入場とセッションの聴講は無料だが、事前登録が必要となる。内容の詳細や問い合わせ、申込みは事務局(流通研究社内担当:菊田、小池)まで。
(TEL:03-3988-2661 / Mail:info@mf-p.jp)