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モバックショウ実行委員会:「TPP特別講演会」を開催

2016.03.17

n_20160317_01.jpg 2017モバックショウ実行委員会(日本製パン製菓機械工業会)は2016年3月15日、ステーションコンファレンス万世橋で"2017モバック特別講演会"を開催した。早稲田大学政治経済学術院・経済学研究科教授の戸堂康之氏を講師に招き、「TPPは日本に何をもたらすか?」をテーマにしたものである。
 原田実行委員長は、開催に先立ち「2015年大筋合意されたTPPについては、日本のパン・菓子・食文化を海外へ浸透させる大きなチャンスと捉えている。『モバックショウ』は近年、発展著しいアジア地域から注目される展示会となっており、TPP発効のチャンスを生かしたい」との旨のあいさつを述べた。
 講演会では、戸堂氏は「TPPによる輸出増加といった効果は日本にとっては極めて限定的であり、もっと大事なことはヒト・モノ・カネの流れがよくなることである。最も大きな効果は、人の多様なつながりが生まれ、イノベーションが促進されることである」との主旨を語った。
 また「TPPによる副作用は限定的であり、心配するに及ばない」とし、分かりやすい実例とデータを交えながら、多様な人材の活用と中小企業の積極的な海外進出の必要性を述べた。
 
(※)2017モバックショウ... 2017年2月22日〜25日の4日間、インテックス大阪(南港)会場の1〜5号館(計5館)で開催。