明治HD:新研究所を設立
2016.04.13
明治は、2016年に明治グループ創業100周年となるのを機に、東京都八王子市に約165億円を投じて新研究所を建設する。2016年6月に建設工事を着工して2017年10月に完工、2018年3月には研究開発機能の統合完了の予定である。
現在、研究所は神奈川県小田原市と埼玉県鶴ヶ島市にあり、小田原では乳・乳製品を中心に、鶴ヶ島では菓子を中心に研究開発を行っている。これらを東京都八王子市に移転・集約し、商品開発研究、基盤研究、生産技術研究、品質科学研究など、同社が保有する全ての研究開発機能を統合するものだ。
新研究所は、「食イノベーション?明治じゃないとできないことを?」をコンセプトに掲げている。イノベーションを担う中核拠点として、研究開発に関する社内外の知見・技術を結集して「知」の融合を図り、顧客との連携・対話を深め、新たな価値を共創していく考えである。
世界市場を視野に入れた商品価値を創造・実現し、食品業界の中でも優位性・影響力を有する研究所を目指すものだ。