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メルシャン:ブランドから初のスティルワイン

2016.04.12

n_20160412_01.jpg メルシャンは、「アナ・デ・コドーニュ」シリーズから初のスティルワインブランド「コドーニュ ヴィニャス・デ・アナ」(750mL)を、2016年6月7日から全国で発売する。「アナ・デ・コドーニュ」は、スペイン産のスパークリングワインのカバのトップブランドである。
 コドーニュ社は1551年の創業から460年を越える歴史を持ち、スペイン国内では販売シェアNo.1を誇るワイナリーである。同社は、1872年にスペインの伝統的なブドウ品種を用い、フランスのシャンパーニュ地方で行われていた伝統的なスパークリングワインの醸造方式によるカバの製造に初めて成功した。
 かつてカバへの使用が認められていなかったブドウ品種「シャルドネ」と「ピノ・ノワール」の栽培と醸造にも長年にわたって取り組み、その品質をもってワインに関する法律を変え、カバへの使用認可を受けるに至った実績も持つ。
 同社は1897年、当時の摂政であった王妃マリア・クリスティーナによって、カバとして初めてスペイン王室御用達に任命され、現在もコドーニュのカバは様々な王室行事に登場する。
 今回のスティルワインは、同ブランドの象徴にもなるシャルドネを主体とし、豊かでエレガントな味わいが楽しめるとともに、白を基調としたスリーバーボトルを使用し、スタイリッシュな魅力をビジュアルで表現する。フルシュリンンクによるスタイリッシュなデザインのワインボトルである。
 コドーニュ家の娘アナ・デ・コドーニュは、1659年に現在のコドーニュ社を支えるラベントス家に嫁ぎ、彼女の末裔のホセ・ラベントスが1872年にカバを誕生させた。2つの家系をつないだ彼女の名前を冠し、コドーニュ社が初めてシャルドネ品種を用いて造ったカバを商品化させたものだ。
 スペインを代表するカバ・ブランドで、ラベルには彼女の肖像が描かれている。コドーニュ社がカタルーニャ内陸部に持つ自社畑で栽培するシャルドネが主体となる。香りは、はじめに白い花から柑橘類の花まで様々な香りが豊かで、マスカット由来のトロピカルフルーツ、ライチ、パイナップルのような果実の香りと熟成由来のヴァニラのニュアンスを感じられる。
 口中では柔らかい口当たりと果実味を楽しめ、白身の肉や魚にパスタ料理などと相性が良く、和食やエスニック料理などと一緒に楽しめるワインである。パッケージでは、白を基調としたスリーバーボトルを採用し、細身のシルエットの期待感・高揚感と強い印象をもたらデザインである。