カルビー:韓国でポテトチップスの新工場稼働
2016.05.10
カルビーは、ポテトチップス事業拡大に向けて約240億ウォン(約26億円)を投じ、ヘテ・カルビー(50%出資のHaitaiと韓国現地合弁)が「ハニーバターチップ」を中心に生産する新工場の文幕第二工場」を原州市文幕に建設したことを発表した。
2016年5月10日に稼働を開始し、「ハニーバターチップ」の一日総生産量は従来の24万袋から2倍の48万袋となる。2015年7月に着工した新工場は、既存工場近くの江原道原州市に位置し、約3万m2の敷地に1万m2延床面積、地上3階の規模である。
2014年8月の発売以降、「ハニーバターチップ」は韓国で人気となり、韓国でのポテトチップスの市場規模は「ハニーバターチップ」の発売から、170億円(2014年店頭売価ベース)?240億円(2015年)へと拡大している。「甘いポテトチップス」の市場規模はさらに広がっていくと予想である。
ヘテ・カルビーでは今後、4年以内に売上1,000億ウォン(約110億円)、ポテトチップス市場のシェアで40%、売上でトップ2を目指す意向である。