アサヒ飲料:常温飲料対応の自販機展開
2016.05.18
アサヒ飲料は、ホット(約50度)とコールド(約5度)の2つの温度帯に加え、新たに常温(約20度)で飲料を提供できる自動販売機の設置を展開する。2016年4月から順次開始しており、4月末時点で40台が設置されている。夏の需要に向けてビルやオフィス内を中心に設置を強化し、2016年中に300台の設置を目指すものだ。
すでに設置の自販機では、常温飲料の売り上げが全体の約2割を占める設置先もあるなど、顧客ニーズは多いことが推測される。体の冷えが気になる女性を中心に、近年はCVSでも夏場に常温飲料の専用コーナーが設けられるなど、飲用機会の拡大が見込まれる。
とくに冷房の効いたビルやオフィス内を中心に、常温対応の自販機の設置を夏に向けて強化していくもので、自販機台数増と1台当たりの売上増を図りたい考えである。