日本ハム：北乳業と乳製品事業で資本提携
2016.06.20
日本ハムは、北海道乳業との間で資本業務提携に向けた基本合意書を締結する。今後は、資本業務提携契約締結までの期間を独占交渉期間とし、両社の間で具体的な検討及び協議を進めていく考えである。乳製品事業の成長へ向けた各種施策に取り組むなかで北海道乳業との協議をつづけ、資本業務提携に向けて具体的な検討を進めることで両社が合意したものだ。
当社グループは、グループブランドステートメント「人輝く、食の未来」の実現に向けて事業を通じ、「世界で一番の食べる喜びをお届けする会社」を目指す。新中期経営計画パート5では「変革による骨太なビジネスモデルの構築」のテーマを掲げている。
乳製品事業では、供給能力の増強や原料調達力の強化に加え、商品開発力及び提案営業力の強化に取り組んでいる。一方、北海道乳業は、新鮮な生乳の調達力をベースに最新の設備や、熟達した技術での生産で市乳及び乳製品は高く評価されている。
同資本業務提携は、両社の強固な協力体制のもと相互の経営資源や強みを活用した事業展開が期待でき、両社の企業価値向上に資するものと考えられる。同社グループでは、北海道乳業に対し主にヨーグルトのOEM発注計画を準備している。北海道乳業から原料乳などを調達しヨーグルト製造の合弁会社を設立する計画だ。
