• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > テトラパック:FSC認証紙容器、全世界で2000億個突破

ニュースフラッシュ

テトラパック:FSC認証紙容器、全世界で2000億個突破

2016.07.14

 テトラパック・グループは、2007年からFSC認証の包装材を用いた紙容器の提供を世界各地で展開しており、2015年はその年間出荷量が約540億個に達している。その結果2016年4月末時点で、グループとしての出荷量は開始以来の全世界累積で2000億個を突破した。
 日本でも2014年からFSC認証紙容器の導入を進めており、2016年春に初めて学校給食用牛乳として採用された。幅広いカテゴリーで着実に採用が進んでおり、日本での展開では生活者との接点でもある小売流通からも様々な協力を得ている。
 日本生活協同組合連合会は、2014年9月からプライベートブランド(PB)でFSC認証紙容器の飲料を順次販売している。エコマーク(公益財団法人日本環境協会)やMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)の認証などと並ぶ環境配慮商品の1つとして、積極的な商品展開とコミュニケーションをつづけている。
 またFSCジャパンの主催の2015年9月に行われた森林FSC普及啓発キャンペーン「FSCフォレストウィーク」では、ダイエー赤羽店で「FSCラベルラリー」、イオンファンタジー全国65店舗では子ども向けのFSCイベントなどが開催される。楽しみながらFSCに親しんでもらう試みが行われた。
 
(※)FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)は、世界の森林の責任ある管理を促進するための非政府・非営利の独立組織で、国際的に認められた厳格な森林管理の認証サービスを行っている。テトラパックは、適切な管理の行われている森林からの原材料の調達を通じ、環境への影響を抑えると同時に安定調達を目指し、将来的には自社のFSC認証紙容器の割合を100%とする目標を掲げている。