アサヒグループHD:シンガポールでペプシボトリング事業開始
2016.07.04
アサヒグループHDは、エチカビバレッジズ社は2016年11月1日からシンガポールのペプシブランドのボトリング事業を開始することは発表した。エチカビバレッジズ社はマレーシアで清涼飲料事業を手掛ける同社のグループ企業である。
2015年の売上高は約40億円と推定され、エチカビバレッジズ社がマレーシアで製造したペプシブランドの商品を、シンガポールの販売委託先を通じて販売するものだ。シンガポールの清涼飲料市場の規模は約1,300億円で、ここ5年間は平均2.5%程度の成長が続いている。
2018年をメドに「ワンダ」や「カルピス」などのブランドを投入する予定で、既存ブランドを加えることで商品ポートフォリオの拡充と市場シェアの拡大を目指すものだ。
エチカビバレッジズ社は2011年11月にグループ傘下となり、マレーシア国内で、炭酸飲料やスポーツドリンク、お茶、ジュース、エナジードリンク、ミネラルウォーターなどを幅広く展開している。マレーシアでのペプシブランドのボトリング事業を手掛け、「ペプシ」「トロピカーナ」「リプトンアイスティー」「ゲータレイド」などを製造販売する。