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ニュースフラッシュ

エスビー食品:多言語対応パッケージを採用

2016.08.06

n_20160806_03.jpg エスビー食品は、2016年8月15日からリニューアル発売するチューブ入り香辛料の最高級タイプ「名匠シリーズ」に、「QR Translator」を用い和食文化を紹介する多言語対応パッケージを採用する。
 「名匠シリーズ」は、厳選の国産原料と匠の技で丹精込めてつくり上げた、最高級タイプのチューブ入り香辛料である。今回、今後のインバウンド需要への対応として、外箱にQRコードを印字することスマートフォンの言語設定を自動で読み取り、その言語(中国語、韓国語、英語、日本語)で使用方法や調理法、産地など商品特徴を表示するものだ。
 多言語で日本の伝統的な香辛料「名匠」のこだわりを発信することで、和食文化を発信・継承し、顧客の拡大と満足度のさらなる追求を図りたい考えである。
 凸版印刷の提供する多言語対応パッケージサービスを活用するもので、PIJINの「QR Translator」を活用し、商品パッケージを通じて日本文化を世界に発信するサービスである。
 具体的には、スマートフォンでパッケージなどに印字されたQRコードを読み取り、表示される商品情報ページをスマートフォンに設定された言語で翻訳し表示するものだ。事前にアプリのインストールや特別な設定を行うことなく、日常スマートフォンで使用する言語での情報閲覧が可能である。
 同社では今後、インバウンド需要に対応した商品政策を図るとともに、「スパイス&ハーブ」の魅力の1つとして、わさび、からしを代表する和風香辛料を通じ、世界に和食文化の継承をしていきたい考えである。また凸版印刷では、和食文化の継承や訪日外国人向けの商品訴求ツールとして「QR Translator」を活用した多言語対応パッケージサービスを拡販し、2017年には関連受注を含め約30億円の売上を目指している。
 
(※)QR Translator:株式会社PIJINの登録商標。